皆様「イースター」というお祭りをご存知ですか?
イエス・キリストの復活を祝うお祭りのことで、毎年春に行われるイベントです。
今回はそんな「イースター」についてご紹介いたします。
「イースター」の由来・起源
イースターは、「イエスの復活」が由来となっております。
ある日、イエスは弟子のひとりであるユダに裏切られ、ローマ帝国に対する反逆罪で
十字架にかけられ処刑されてしまいました。その3日後の日曜日にマリアたちがイエスの墓を
訪れると墓が空っぽになっていたそうです。
それからイエスの復活が告げられ、弟子たちはこれを「最大の奇跡」として喜び、
祝したとされているようです。
「イースター」の日にちはいつ?
イースターは毎年日付が変わる「移動祝祭日」で、クリスマスやハロウィンのように
決まった日付があるわけではないようです。キリスト教派によって日付は異なりますが、
共通しているのは “春分の日以降の最初の満月の日の翌日曜日” がイースターということです。
また日付はグレゴリオ暦とユリウス暦、どちらを採用するかによって変わってきます。
ちなみにグレゴリオ暦で計算すると、2026年のイースターは、4月5日(日)だそうです。
「イースター」の日はどんな風に過ごす?
キリスト教徒が多い国ではイースター当日とその前後の金曜日、月曜日を祝日とし、
イースター休暇とするのが一般的だそうです。
イースターが近づくと、街中にうさぎや卵をモチーフにした飾り付けがほどこされ、
華やかで明るい雰囲気になっていきます。
イースター当日は、教会のミサに参加するほか、仲のいい家族・友人と一緒に食事を
楽しむことが多いようです。また、イースターエッグを探す「エッグハント」や、
卵をのせて運ぶ「エッグレース」といった遊びがおこなわれることも。
「イースターエッグ(卵)」や「イースターバニー(うさぎ)」の意味は?
イースターのシンボルといえば卵やうさぎですね。イースター時期にはこれらをモチーフにした
飾り付けが多くみられます。
卵にカラフルなペイントをほどこした「イースターエッグ」と呼びますが、これは「復活」や
「生命」をあらわすものだそうで、鳥が卵の殻を破って産まれる姿と復活したイエスのイメージが
重なることから、卵がシンボルになったと言われているようです。
またペイントの色・絵柄にも意味があり、赤には「太陽」や「幸福」、オレンジには「強さ」
や「持続」、星には「キリスト」や「厄除け」、太陽には「生命」や「成長」といった意味が
込められているんだそうです。
うさぎは一年のうちに何度も妊娠・出産を繰り返し、一度に多くの子どもを産む動物です。
そのような点から子孫繁栄や豊穣を象徴し、「イースターバニー」として定着したとのこと。
一説には、古代ゲルマン神話における女神の従者がうさぎだったことから来ているという話も
あるそうです。「イースターバニー」はイースターエッグやお菓子、おもちゃを運んできてくれる
とか、イースターの時期に子どもが「よい子」か「悪い子」かを評価するとも
考えられているようです。
「イースター」の楽しみ方
・イースターエッグのペイントをする。
・卵を隠して探す「エッグハント」をする。
・卵をのせて運ぶ「エッグレース」をする。
・卵を転がす伝統的な競技「エッグロール」をする。
などイースター特有の遊びがたくさんございます。
「イースター」の食事は?
食卓にはゆで卵の黄身をくりぬいてピクルスやマスタードを詰めた
「デビルドエッグ」のほか、キッシュやローストしたラム肉などが並びます。
国によってもイースターの定番料理は異なってくるようです。
イギリスのイースターでお馴染みなのが「シネムルケーキ」というお菓子です。
ドライフルーツやスパイス入りのケーキに、アーモンド・砂糖を練り合わせた
「マジパン」を飾ったお菓子で、キリストの弟子のうちユダを除く
「十一使徒」を象徴すると言われているようです。
フランスのアルザス地方では羊型の焼き菓子「アニョー・パスカル」、
イタリアでは平和を象徴する鳩をモチーフにした菓子パン「コロンバ」が
親しまれており、このほか世界各国に、さまざまなイースター定番スイーツが存在します。
イースターはキリスト教にとって重要な祝祭日ですが、日本ではまだまだハロウィンほど
浸透していないのが現状です。
アメリカやイギリス、イタリアやフランスなどキリスト教圏では一般的なイベントなので、
イースター風の飾り付けや食事などで楽しんでみてはいかがでしょうか。



