カートを見る

🎍日本のお正月🎍

もうすぐ2025年も終わり、2026年が始まります。

お正月休みに入る方も多いのではないでしょうか。

今回は日本のお正月にすること、お正月を迎える準備など、

日本のお正月についてご紹介します。

 

「正月事始め」とは?

「正月事始め」とは、「正月を迎える準備を始める」ことです。

地域により違いますが、一般的には12月13日のことを指します。

多くの方は12月13日~12月28日ごろにかけて準備をする方も多いのではないでしょうか。

正月事始めでは、以下のような準備をします。

・お歳暮を贈る

・年賀状やお年賀を準備する

・大掃除をする

・門松、正月飾りを飾る

12月31日(大晦日)にすることは?

大晦日は、新年を迎える深夜0時を挟んで、お寺で除夜の鐘が鳴らされます。

鐘の音が108回なのは、仏教における煩悩の数を表しているからだそうです。

大晦日と言えば、年越しそばですよね。年越しそばを食べる時間については、

厳密な決まりはありませんが、一般的には夕食時や除夜の鐘が鳴る前に食べる

家庭が多いのではないでしょうか。

1月1日(元旦)にすることは?

一般的な元旦にすることについてご紹介します。

・初日の出を見る

・初詣に行く

・お屠蘇を飲む

・おせち料理を食べる

・おもちや雑煮を食べる

・お年玉を渡す

などがあります。

1月2日3日(三が日)にすることは?

2日3日の三が日にすることは、特に決まりなどはありません。

一般的な過ごし方についてご紹介します。

・初売りや福袋を買いに行く

・書初めをする

・初夢を見る

・お正月遊びをする

・お正月の挨拶まわりをする

「松の内」とは?

1月1日から1月7日までの期間は「松の内」と呼ばれ、正面に玄関で門松を飾る期間です。

これらの飾りは、6日の深夜や1月7日の早朝に処分したり移動したりするのが一般的ですが、

地域によっては松の内が1月15日頃までになることもあるそうです。

1月7日は「七草の日」:この日は一年間の無病息災を祝って「七草がゆ」を食べる習慣があります。

七草とはセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの7種の野草のこと。

これらを入れたおかゆは、味の濃いおせち料理で疲れた胃腸を休めるにもぴったりな料理です。

またこの「松の内」までに年賀状を出すことが一般的です。これ以降に出す場合は、

「寒中見舞い」になります。寒中見舞いは立春までに出すのが一般的なので、1月中に送る目安で

出すと安心ですね。

「鏡開き」はいつ?

2026年の鏡開きは1月11日です。鏡開きは毎年松の内が明けてから、1月11日に行います。

昔は鏡開きは松の内が明けたらすぐ、あるいは1月20日だったと言われているそうです。

現在は縁起を担いで1月11日に行うようになりました。

鏡開きには、年神様の依り代として飾ってあった鏡餅を下げて、刃物を使用せずに

木槌や手で開いてください。これは昔の武家の慣わしで刃物は切腹を連想させるから、

また神様の依り代だった鏡餅に刃物を入れてはいけないからといった理由があるからです。

また同じ理由から、切るという言葉を用いずに開くと言います。

開いた鏡餅は、さらに手で食べやすいサイズに分け、年神様の依り代だった鏡餅は、

隅々まで恩恵が宿っていると考えられておりますので、細かくなった欠片も捨てないように、

最後に開いた鏡餅を余さずいただいて、鏡開きは終了です。

鏡開きに限らず、日本の古くからの慣習は地域によって日付や慣わしに違いがあることが多いです。

お住いの地域に合わせるのが一番良いかもしれません。

 

寒さが厳しい時期にもなりますので、無理のない範囲でできることをするのが良いのでは

ないしょうか。

2025年も残るところ、あとわずかとなりました。皆様にとって、素敵な年を迎えられますように。