人生の一大イベントである家づくり。
その家屋を建造する際、棟木を上げるにあたり、大工の棟梁などが神を祭り、新屋の安全を祈る儀式。それが上棟式です。
上棟式は古くは平安時代初期から行われ、中世に盛んとなり、居礎、事始め、手斧初め、立柱、上棟、軒づけ等、完成までの建築儀式が数多くありました。しかし江戸時代に入ると、これらの建築儀式を代表する形で、「上棟式」だけが行われるようになりました。
本来、上棟式は無事棟が上がったことを喜び、感謝・祈願する儀式ですが、現在の上棟式では「儀式」というよりも施主が職人さんをもてなす「お祝い」の意味が強くなってきているようです。
そのようなおもてなしの席にけやき~欅~のお弁当はいかがでしょうか。