「ハーフバースデー（１/２バースデー）」という言葉を耳にしたことはありませんか。日本では「生後６か月のお祝い」として知られるハーフバースデーですが、実は本来のハーフバースデーの内容とはかなり異なったものになっているのです。今回は「ハーフバースデーの由来と祝い方」についてご紹介します。
ハーフバースデー由来とは
ハーフバースデーはもともとアメリカやイギリスで行われていた風習です。アメリカやイギリスの場合は、長期休暇中に誕生日を迎える子は友達にお祝いされず、かわいそうなので誕生日の６か月前や６か月後に学校のみんなでお祝いをしようというものでした。
これが日本では、生後６か月にお祝いをするイベントとして広まったようです。赤ちゃんは、短い期間でどんどん成長をしていきます。生後６か月になると、寝返りを打てるようになったり、よく笑うようになったり、人の顔がわかるようにもなってきます。ハーフバースデーはそのような日々の成長を祝い、記録するという意味があります。またちょうど離乳食が始まる時期であることから、ハーフバースデーのお祝いに離乳食ケーキを作り、食べさせてあげる人も多いようです。
お祝いの仕方
ハーフバースデーの祝い方の定番は、先ほどご紹介した「離乳食ケーキ」を作ってあげるというものや、最近特に人気なのは「寝相アート」です。寝相アートとは、子どもの寝相を生かし、小道具で演出を加える面白写真のことです。
そして「ハーフ」という意味を込めて半分に切ったフルーツを盛り付けることも流行っていて、色鮮やかでおしゃれで、用意に手間がかからないです。
ハーフバースデーはあまり一般的な行事ではありませんでしたが、若いママさんを中心にどんどん広まりつつあるようです。
ぜひ赤ちゃんの成長を振り返る機会としても、ハーフバースデーを祝ってみてはいかがでしょうか。